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スリランカ・インド事業部より新年のご挨拶とご報告。

新年あけましておめでとうございます。
スリランカ・インド事業部より新年のご挨拶をさせていただきます。

弊社の海外拠点となるスリランカ事務所は首都コロンボから約20km、車で約1時間の
ガンパハ県にございます。

弊社事務所は弊社現地支配人ガンガ・エディリシンゲの自宅兼事務所敷地内にござい
ます。

 

左が弊社現地事務所、3階建てです。そして右はガンガ支配人の自宅兼事務所です。
弊社の支配人を務めるガンガ氏は現地で複数の事業を行っており、弊社の貿易事業と現
地での事業にはなくてはならない存在です。

 

2階は会議室とゲストの宿泊施設、3階は社員社宅となっています。

 

現地重要顧客の大手建設会社ナンダナ氏のオフィスにご挨拶。(写真左)
そしていよいよ登場、ガンガ支配人と弊社海外事業部担当役員(写真右)

 

ナンダナ社長は日本のゼネコンとのJVを含め、建設、土木事業も多数手掛ける総合建設
会社、社員数600人の会社代表です。

そしてガンガ氏が建設するショッピングセンター。
弊社もテナントとして入居を計画中です。

さてなぜスリランカなのか。
単純なビジネスとしての開拓拠点ではなく、弊社とスリランカとの関わりは約12年前に
遡ります。

2004年12月26日北西沖のインド洋で発生したマグニチュード9.1の大地震、所謂スマ
トラ島沖地震によってスリランカでは35,000人を超える人が亡くなりました。家を失
った人は推計83万人という大参事となりました。

当時、現弊社役員が、北陸富山県を中心に現在もNGO活動をされている川渕映子さんに
同行し、全くの手さぐりの状況からNPOのちに現地NGOを立ち上げ、活動の途中から微
力ながら弊社代表も加わり、その支援は現在に至ります。

支援と言ってもスリランカは当時内戦末期、幼稚園を建設することになったゴール県ハバ
ラドゥアは、空港から悪路を5時間以上かかる地域で、走る傍から爆撃を受けるなど危険
と隣り合わせの支援でした。

 

当時の活動報告です。建設費の高騰により工事ががなかなか進まずという状況が報告さ
れています。

土地は現地寺院より安全な内地に建設場所として無料で提供を受けましたが、地震によ
る建設資材などの高騰などで当初200万程度と見込まれた幼稚園建設は、最終的には
600万円以上の費用を投入することになります。

この費用には弊社役員の地元である北陸地方の方々の多大な寄付やチャリティ活動によ
り捻出されました。

弊社役員も仕事の傍ら東北、北陸とさまざまなイベントに参加して資金を集めました。
今となっては本当に懐かしい思い出です。

開園10周年を迎えた現在の幼稚園です。

 

この度、幼稚園の完成から10年を記念した式典に招待を受けて、弊社代表と役員、そ
して当時、現地NGO支部長を務めていた現弊社のスリランカ事業部支配人の3名で参
加させていただきました。

 

当時入学した園児は30名、現在は130名を超える園児が元気に幼稚園で学んでいます。

 

弊社役員と代表はサンタクロースに着替えてお客様にお売りいただいた玩具などの一部
をプレゼントとして寄贈します。

 

突然の祝辞の依頼も難なく英語でスピーチ。そしていよいよ子供達にクリスマスプレゼ
ントの贈呈です。

 

短い練習期間でたくさんの演技を次から次へ発表していきます。

 

スリランカの親御さんも日本に負けないほど教育に熱心です。
園児の3倍はいます。

 

最後に先生たちとの食事会の様子です。
悩みや要望、幼稚園のこれからの話をしています。

いただいた記念品です。
当時はとても想像できなかった発展ぶりです。子供たちの笑顔が何よりのお土産と
なりました。

今後は、海外拠点のページを増設しまして、ビジネスや支援活動をご報告させてい
ただきたいと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。

 

HKSビクトリージャパン株式会社
スリランカ・インド事業部

No.164, Naranwala,Gampaha,Sri Lanka

 

 

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