買取実績ブログ

未明の雨の音に目が覚めましたね。
天気も回復して一気にお客様の数も多くなっています。
皆さまご来店をいただきましてありがとうごいざいます。

本日はセイコーのアンティーク時計をご紹介です。

SEIKO セイコー 18K 金無垢 43-5060 Cal.43

以前同型の5080のご成約をいただいたばかりですが時期としては同じ位だ
と思われます。

セイコーのCal.43は、1975年から第二精工舎が製造し、1980年代初頭まで
大量生産された薄くてコンパクトなクォーツムーブメントです。

クォーツショックから、徐々に量産化されていく訳ですが、この頃はまだ
高級品として金無垢時計のほとんどにクォーツムーブメントが採用されて
おります。

1970年代が進むにつれて、クォーツは高価なハイエンド製品ではなく、主流
時計のムーブメントになって行きます。

その流れの中で第二精工舎が次に開発したのが、主にレディースウォッチ用
でメンズ兼用のコンパクトなムーブメントCal.43という訳です。

過去のカタログを紐解きますと、生産は1975年に始まり、1976年と1977年の
カタログには多くの搭載時計が掲載され1987年頃まで搭載されたモデルが販
売されています。

セイコーとしては、1970年代後半から1980年代にかけてのクオーツ時計の
ラインナップが凄い数です。1976年のVol.1カタログには、早くもデジタル
ウォッチが登場。廉価モデルでも3万円です。

高級品から一般的に腕に時計をするという文化を作ったといっても過言では
ないでしょう。

セイコーの歴史ある時計をご成約。
ありがとうございます。

そうだったのか・・・東京市場。
正規販売店様も買取専門東京市場。