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少し風のある朝ですが、涼しさを感じながらも、すでに夏日なので
すよね。真夏日くらいになると、かえって涼しく感じるのは気のせ
いでしょうか。

先日は、ネット配信されているドキュメンタリー映画を観ました。
話題を呼んだ「アポロ13」ならぬ「アポロ11」――そう、人類が月に
降り立つという夢を実現した有人ロケットの記録映像です。

非公開映像をふんだんに使用した作品で、石川県羽咋市の資料館に
展示されているオメガの時計など、自分の目で見たことのあるものが
実際の映像と重なり、深く感動しました。

いまだ未知の世界である宇宙や惑星。
今回は、ある意味その宇宙をテーマにデザインされた、ブルガリの
リングをご紹介します。

BVLGARI Astrale ブルガリ アストラーレ K18YG リング

「Astrale」はラテン語で「星」を意味します。

ブルガリの「アストラーレ」は、その名のとおり“星”を冠したラインで
あり、一つの星というよりも夜空全体をイメージしています。

3つの同心円状のモチーフを特徴とし、まるで惑星が太陽の周囲を巡る
ようなデザインが印象的です。

現在に至るまで、基本デザインは受け継がれながらも、宇宙や星座をテ
ーマにした多彩なジュエリーコレクションが展開されてきました。

ここで改めてブルガリ社の歴史を紐解くと――
1884年、ギリシャ出身の銀細工職人ソティリオ・ブルガリによって、イ
タリア・ローマで創業されました。

ソティリオは銀細工が盛んなギリシャのエピルス地方で生まれ育ち、そ
の技術を幼い頃から身につけていました。その後、息子たちが経営に加
わることで、ブルガリは一層の発展を遂げていきます。

視点を変えると、まるで家族経営の町工場から始まった物語のようにも
映ります。

私自身も子どものころ「手に職をつけなさい」と祖父母に言われたもの
ですが、こうした「いにしえの人々」の言葉には、今なお説得力があり
ますね。

先日、カルティエ製品をご紹介したお客様。
大変快いご成約をいただきましてありがとうございます。

査定のみでも大歓迎